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金沢市東斎場レリーフ

2012年3月13日

今回はトラック部長が過去に納めたモニュメントのご紹介を致します。(メモリアルワーク)
金沢市東斎場レリーフ
制作:1992年
作者:関 源司
場所:金沢市鳴和台


関先生の作品では、鋳銅作品の表面に施す「焼き色=酸化皮膜」において、独自の技法を用いた絵画的表現が多く見られます。

この東斎場のレリーフでは、その世界観が、皮膜ではなく凹として四角いタイルの中に表現されています。発砲スチロールの板に、シンナーを含ませた毛筆で素早く描くという原型製作でした。リズミカルで緊張感のある筆致が、厳かな雰囲気を醸し出しています。

同様の表現を、金沢駅地下道のレリーフでも見ることができます。