
今回の松平直政公の騎馬像は過去に存在していましたが、戦時中に金属供出されているため再び直政公のブロンズ像を建立したい、という町の方々の熱い想いがきっかけとなっています。松江市はちょうど松江開府400年を迎え、市制施行120周年事業の一環となっています。
作品名 | 松平直政公 騎馬像 |
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原型作者 | 倉澤 實 |
市町村名 | 島根県松江市 県庁前公園内 |
設置年度 | 2009年 |
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過去の騎馬像のお写真 当時の銅像の写真は、白黒の不鮮明な写真が数枚あるだけでしたので、細かなディテールは不明瞭で直政公の表情もわからないような状況でした。 そのため新しい直政公像の製作にあたっては、テーマの決定からスタートし、直政公の感情を想像し銅像に盛り込み表現することになりました。 | 原型制作原型制作は約4ヶ月の日程で、倉澤先生が制作の総指揮をとられ数名の方が作業補助をされました。 |
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鋳造し、生地が仕上がった状態 大型ブロンズ像は表現力が要求されます。全体の感じはもちろん、細かいディテールまで正確に表現されていないと、見た目に大きな違和感が生じてしまうのです。 | 着色作業 今回の騎馬像はクライアント様のご希望に沿ったものとして十分に見ごたえのある作品と自負できるものになりました。これもこの騎馬像に向けられたお客様の熱い想いと、製作側である倉澤先生はじめ、多くの職人さん達の技術が作品に反映された結果と思います。 |
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現地での設置作業 足場を組んでの設置作業となります。 | 正面 銘板 正面に銘板と背面に碑文が付けられています。 銘板、碑文はあらかじめ当社デザイン部で図面を製作し、お客様の了承を得てからの製作となります。 字体、大きさ、色などもその段階で決定します。 |